GameFi(NFTゲーム)の始め方！初期費用や稼ぎ方・初心者向けの無料ゲームも紹介

2021年頃からGameFi（ゲームファイ）という言葉が流行っていますね。GameFiは、NFTゲームや、ブロックチェーンゲームとも呼ばれています。

NFTといえばアーティストが絵を描いて販売し、お金を稼ぐというイメージを持つ方もいらっしゃるでしょう。

しかしNFTは絵を描いて稼ぐ以外にも、ゲームで稼いだりできるのです。

でも、なんとなく信じがたいし、遊んで稼げるならもっと認知されていても不思議ではないですよね。

始めない人が多いのは、手順が複雑だったり、仮想通貨を購入したりしなければならなくて面倒だからです。

しかし、この記事を読むことで、GameFiを始める手順を理解でき、お金を稼ぐまでのハードルが低くなります。

まだ実際にプレイしている人は多くないので、今から始めれば先行者利益を得られる可能性もあるのです。

初めての人でも始めやすいように、初期費用がかからないGameFiも紹介していますので、今日からでも始められます。

ぜひ読み進めてください。

そもそもGameFi(NFTゲーム/ブロックチェーンゲーム)とは？

まずGameFi(ゲームファイ）の言葉の由来は、Game Finance(ゲームと金融）を併せた造語です。新しく作られた言葉であるため、定義されていません。

GameFiは、現在人気のNintedo Switchなどのゲームと比較すると2つの違いがあります。

これが現在のゲームとの違いであり、人気の理由になっているのです。

GameFi(NFTゲーム)を始める前に用意すべきもの

では実際に始めてみましょう。

まず、用意するべきものが3つあります。

それぞれ順番に解説していきます。

1. 仮想通貨Wallet「メタマスク」のアカウント

最初にやることは、メタマスクなどの仮想通貨用のWallet(財布）を用意することです。

ゲーム内で獲得した仮想通貨などを保管する財布が必要になります。

代表的な仮想通貨Walletは「メタマスク」といえるでしょう。

メタマスクはイーサリアムベースで作られていて、多くのNFTゲームはイーサリアムのブロックチェーンを利用して作られているので、相性がとても良いのです。

2. 仮想通貨取引所の口座｜ GMOコインがおすすめ

次に必要なのが、仮想通貨取引所の口座開設です。

仮想通貨取引所はNFTゲームを始める上で必要になる仮想通貨を購入したり、ゲーム内通貨を法定通貨に換金したりできます。

取引所でおすすめは国内仮想通貨取引所の「GMOコイン」です。

GMOコインはホームページが日本語でわかりやすいのと、各種手数料が発生しないので安心して取引できます。

3. 必要な分の初期投資の資金｜初期費用のゲームもあり

NFTゲームはキャラクターや、アイテムを購入しないと始められないゲームがあります。

例えば、モンスターを3匹買わないとプレイできないゲームやMove to Earnの代表格であるSTEPNは最初にシューズを購入しないと始められないなどさまざまです。

ゲームによって初期費用は異なりますが、目安として3万円ほど用意しておくと始められるNFTゲームが多いです。

GameFi(NFTゲーム)の始め方｜始める際の手順を5ステップで解説

ここでは、NFTゲームを始める手順を5つご紹介していきます。

順番に説明していきます。

1.国内仮想通貨取引所の口座開設をする

まずNFTゲームを始めるには、仮想通貨取引所を開設しましょう。

なぜなら獲得した仮想通貨を換金したり、アイテム購入などで仮想通貨が必要になるからです。

おすすめは国内の仮想通貨取引所であるGMOコインです。

2.メタマスクなどの仮想通貨Walletを作成する

次に購入した仮想通貨を送金するため、メタマスクというWalletを作成しましょう。

メタマスクを開設すれば、取引所で購入した仮想通貨を送金できます。

3.必要に応じて仮想通貨を購入後Walletに送金する

ゲームで仮想通貨を獲得したり、新しくアイテムなどを購入したりする場合は、日本円で仮想通貨を購入し、購入した仮想通貨をメタマスクに送金しましょう。

4.ゲームのアカウント登録とWalletとの連携をする

次にやることはゲームのアカウント登録とWalletの連携です。

ゲームのアカウントの登録方法は、ゲームの公式ページの手順通りやっていけば問題ありません。

ゲームのアカウント登録ができたら、メタマスク（Wallet)と連携し仮想通貨を送金できる状態にしておきましょう。

5.インストールしてゲームをプレイする

ゲームのアカウント登録とインストールができたら、実際にゲームをプレイしていきましょう。

ゲームとメタマスクがきちんと連携しているか、再度確認しておくと良いでしょう。

Gamefi(NFTゲーム)の基本的な4つの稼ぎ方

ここでは、主にGamefi(NFTゲーム)の稼ぎ方を中心にご紹介していきます。

それぞれ順番に解説していきます。

1.報酬としてトークンを稼ぐ

まずゲームをプレイして、報酬として仮想通貨をもらって稼ぐ方法があります。

例えば、ゲームで対戦相手を探してバトルしたり、ミッションをクリアしたりする方法があります。

対戦相手に勝利したり、ミッションをクリアすると、レアなアイテムを獲得できる可能性が高いです。レアなアイテムは高額で売却できるので、お金を稼ぎやすいといえるでしょう。

報酬を得るためのコツは、たとえ「飽きた..」と感じても、継続してゲームをプレイしていくことです。

2.アイテムやキャラクターの売買で稼ぐ

ゲーム内で獲得したアイテムやキャラクターは売買できます。

もし、レアなキャラクターやアイテムをゲットしたら、「NFTマーケットプレイス」で売却すると高値で取引できる可能性があります。

中には取引価格が数百万円を超えるレアなアイテムもあり話題になりました。

例えば、マーケットプレイスは「OpenSea(オープンシー)」が有名で、ゲームのアイテムや衣装などを購入できます。

購入したアイテムをタイミングを見計らって再度売却すれば、収益を得られる可能性もあります。

3.アイテムやキャラクターの貸し出しで稼ぐ

比較的強いアイテムや、キャラクターを持つようになったら、貸し出しして稼ぐ方法もあります。

ゲームを始めたばかりの人は、欲しいアイテムやキャラクターが高額で買えず、ゲームできない人もいます。

このような時にお互いにWin-Winになるのが「貸出し制度」です。

貸し出しすれば、借りた人は初期費用を抑えられ、貸した人はレンタル料を得られるのです。

お互いにとってメリットがあり、よく利用されている稼ぎ方です。

4.メタバースの土地・不動産で稼ぐ

NFTゲームは、メタバース（仮想空間内）内の土地や不動産にも資産価値があり、売却できます。

例えば、メタバース上の土地を売却できたり、家や美術館などを作って売却し、稼ぐ方法もあるのです。

実際にインフルエンサーの人や、企業がメタバースの土地を購入している事例があり、話題になっています。

初期費用不要のおすすめGamefi(NFTゲーム)3選

ここでは初期費用が発生しない初心者向けのNFTゲームを3つご紹介します。

The Sandbox(ザ・サンドボックス)

The Sandboxは自分でゲームを作ったり、建物を建てたりできます。

自分が作ったゲームを他のプレイヤーが遊んだり、建物を探索したりできるのが魅力といえるでしょう。

作成したゲームなどは他のプレイヤーに有料で提供できたり、NFTマーケットプレイスに出品し販売できます。

もし作ったゲームを有料で提供した場合「SAND」という仮想通貨を得られ、法定通貨に換金できます。

さらに「LAND」と呼ばれる土地を購入すれば、さらにゲームを楽しめるようになるでしょう。理由としては、LANDで施設や家を建てて不動産収入を得られるからです。

現在LANDは、不動産収入も得られることから注目され、ソフトバンクグループや、バイナンスなど大企業からも購入されています。

Gods Unchained(ゴッズ・アンチェイン)

Gods Unchainedはカード対戦型のゲームです。

他のプレイヤーとバトルしてレアなカードを手に入れ収益を得られます。無料なので、NFTゲームが初めての人でも手軽に遊べるでしょう。

海外では無課金でGods Unchainedをプレイし、50万円の利益を出した人もいます。

ゲームで獲得したカードはNFTマーケットプレイスで販売してみましょう。特にレアカードであれば高値で取引できます。

また、Gods Unchainedheは「eスポーツ」に参加して賞金を稼げる可能性があります。公式大会の開催は決まっているものの、詳細は未定です。

正式日程が決まったら参加し、賞金を獲得するチャンスを掴んでみると良いでしょう。

TownStar(タウンスター)

TownStarはオンラインプラットフォーム「Gala Games」が手掛けたNFTゲームです。

ゲーム内容は、農業をやったり、街を作ったりし、大きく発展させて収益を得ます。

日本語にも対応しているので、初心者でも始めやすいゲームといえるでしょう。

TownStarは無課金で遊びながら仮想通貨を稼げますが、報酬を得るには、ウィークリーサーバーランキングで400位以内に入ることが条件です。

400位に入るにはかなり難易度が高いですが、継続してプレイしていけば入れる可能性もあります。

大切なのは、ゲームをいかに楽しむか工夫することといえるでしょう。

NFTゲームが抱える問題・今後の課題について

NFTゲームは開発されて間もないため、さまざまな問題を抱えています。

どのような問題があるのか詳しく解説していきます。

法整備が追いついていない

NFTゲームは法律がまだまだ整ってなく安全に遊べるとはいえない状況です。

もしも仮想通貨が盗まれた場合、戻ってくる可能性は低いでしょう。

大企業などが注目しているNFTゲームは、今後ますます発展していきますが、セキュリティ面では不安が残るといって良いでしょう。

求められるのは、日本政府が法律を作っていくことと、企業もマニュアルを作るなどして強化する必要があります。

1日も早く整備が整えば利用者も増えていくでしょう。

現在は​​サポートセンターなどの問い合わせ先もなく、全て自己責任の状況です。

ゲームのクオリティの低さ

NFTゲームは操作性やストーリー性など、一般のゲームに比べてクオリティは低いといえます。

例えば、ファイナルファンタジーなどと比較するとあまりに大きな差があります。

しかし、2021年に「株式会社スクウェア・エニックス」がNFT業界に参入したので、今後クオリティの高いゲームが出てくる可能性があります。

サービス終了しているゲームも多い

NFTゲームは数多くリリースされているものの、サービスが終了しているゲームも多いです。

突然サービスが終了する可能性もあるので見極めが重要といえるでしょう。

ハッキング事件が起こった事例がある

2022年3月に人気NFTゲーム「アクシーインフィニティ」が北朝鮮のハッカー集団にハッキングされました。被害額は750億円と高額です。

NFTゲームはセキュリティ面で不安があり、安心してプレイするにはもう少し時間が必要です。

ゲームを始めるまでの手順が多い

NFTゲームを始めるには、取引所を開設したり、アプリをインストールしないとプレイできません。

例えば、

1. 仮想通貨取引所を開設する
2. 日本円をイーサリアムに換金する
3. Walletのメタマスを作成する
4. イーサリアムをWalletに入金する
5. イーサリアムでNFTを購入する

など、手軽に始められるとは言い難いです。

無料でプレイできるゲームもあるものの、稼ぐことを目的としているなら課金が必須になってくるでしょう。

Gamefi(NFTゲーム)に関する口コミや評判

ここでは実際にプレイしている方からの、良い口コミと悪い口コミをご紹介していきます。

良い口コミ

悪い口コミ

Gamefi(NFTゲーム)の将来性

ここではNFTゲームの将来性について解説していきます。

日本の大手ゲームメーカーが市場参入を検討している

日本のゲームメーカーは次々とNFTに参入しています。

例えば、「ウォッチドッグス」などの人気ゲームメーカーのUbisoft(ユービーアイソフト）もNFTゲームへの出資を発表しています。

なお、Ubisoftは「The sandbox」（サンドボックス）にもパートナーシップを締結しています。

他にもファイナルファンタジーで有名な「スクウエア・ユニット」はすでにNFTに参入しています。

今後、有名な企業が参入していけば、改善案が出て質が高まり操作もスムーズになっていくでしょう。

仮想通貨市場との相乗効果で相場が高まる可能性がある

仮想通貨のブロックチェーンで作られているNFTゲームは、利用者が増えていけば、仮想通貨も上昇していくでしょう。

大人気の「アクシィ・インフィニティ」の通貨である「AXS」やThe Sandboxの通貨「Sand」の価格が高騰したのも利用者が増えていったからです。

NFTゲームが盛り上がれば、仮想通貨取引所に出る通貨の種類も増えて、より仮想通貨市場も盛り上がるでしょう。

Gamefi(NFTゲーム)で遊ぶ際に注意すべきこと

NFTゲームで遊ぶにはどのようなことに注意するべきなのか、具体的に解説します。

ゲームで稼ぐには遊び方を勉強する必要がある

ゲームでお金を稼ぐためには、闇雲にプレイしていても稼げないでしょう。

多くのNFTゲームはゲーム内容を理解し、さらに頭脳がプレーが必要といえます。

スーパーマリオのような単純ゲームとは違い、戦略が必要なゲームばかりなので本格的に勉強してようやく稼げるようになります。

初期費用の投資回収が確実にできるとはいえない

NFTゲームの多くはわりと高めの初期費用が必要です。

特に稼げるゲームで有名な「アクシーインフィニティー」をプレイするにはモンスターを3匹購入します。

価格はおよそ20万ほどなので、余剰資金がないと難しい金額でしょう。

NFTゲームを始める前に確認することは、初期費用をかけた分だけ楽しめるのか、回収できるのかを検討していきましょう。

ゲーム内のトークン(仮想通貨)の値動きによって収入が変動する

NFTゲームで稼いだお金を、法定通貨に換金するときは注意しましょう。

理由としてゲームは仮想通貨で、毎日価格変動が発生しているからです。

トークンの価値が上がったり下がったりするので、稼ぎも変わりやすいといえるでしょう。

まとめ

まとめです。今回の記事の内容をもう一度振り返ってみましょう。

NFTゲームを始めるのに必要なのは3つです。

準備が整ったらゲームアカウントを登録して、メタマスクと連携して行きましょう。

これで、仮想通貨をメタマスクに送金できます。

 

次にNFTゲームの稼ぎ方は次の通りです。

この4つの方法です。

 

NFTゲームは法整備が追いついておらず、クオリティが低かったりなどさまざまな問題や課題があります。

しかし、大手企業がNFT市場に参入し始めているので、少しづつ整備されていくでしょう。

NFTゲームは初期費用が発生するものが多く、無料でプレイしても稼ぎにくいのが現状です。余剰資金でプレイするのが現実的であり、稼げるという理由で大金を使うのは避けましょう。

また、ゲーム内の通貨は日々変動するので、仮に稼げた場合でも法定通貨に換金するときは、少なくなったり、多くなったりするので注意が必要です。

今後NFT市場は、拡大していくと予想されますので、今からNFTゲームを始めると先行者利益を獲得しやすいです。

無理のないように始めていき、楽しんでプレイしていきましょう。