近年注目されている仮想通貨の1つであるテンセット(10set/TENSET)についてご存知ですか?
テンセットは仮想通貨にETF(上場投資信託)を取り入れた画期的な仮想通貨として注目されています。
つまり、テンセットは「誰でも簡単に株式投資ができる」のと「株式市場と仮想通貨市場の橋渡し役を担う」仮想通貨です。
また青汁王子こと三崎優太氏もテンセットについて言及しており、さらに注目度が高まっています。
https://twitter.com/misakism13/status/1476535135608926216?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1476535135608926216%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Ffafa0911.com%2Fcryptocurrency-10set
近い将来価値があがる可能性のある仮想通貨の1つとして注目度の高いテンセット。
今回は仮想通貨テンセット(10set/TENSET)について概要・買い方・今後の動向についてまとめました。
テンセット(10set/TENSET)とは
引用:テンセット公式サイト
仮想通貨テンセット(10set/TENSET)とは、株式市場の仕組みを仮想通貨の市場に取り入れていた仮想通貨です。
ポーランドにあるTenset Ltdという会社のジョアンズ・ミアラ(Jonasz Miara)氏が運営するアルトコインの1つです。
イーサリアムブロックチェーンに構築されており、国内では2021年3月から販売が開始されました。
テンセット(10set/TENSET)が注目されている理由
一般に株式投資をするには証券口座が必要です。
しかし、東南アジアやアフリカなどといった発展途上国においては、株式投資をやりたくてもそもそも銀行口座を作れない人がたくさんいます。
そのため、証券口座をつくれず株式投資ができない人がとても多くいます。
テンセットは、インターネットネット環境・スマートフォン・メールアドレスさえあれば誰でも購入可能です。
そのため、「誰でもかんたんに株式投資できる」という点が大きな魅力の1つになります。
仮想通貨が一般層に普及したときに、テンセットは株式投資できないユーザー層をとりこみ、その市場価値は非常に高まる可能性があるといわれています。
テンセット(10set/TENSET)の特徴
テンセットの特徴について解説します。
結論からいうと、テンセットには5つの特徴があります。
- 株式市場の仕組みを仮想通貨市場に取り入れている
- ステーキングできる
- テンセットジェム
- テンセットインフィニティに参加することでトークンがもらえる
- デフレトークンである
ここでは上記5つの特徴をくわしく解説していきます。
株式市場の仕組みを仮想通貨市場に取り入れている
テンセットは株式市場と仮想通貨市場の橋渡し役を担っています。
なぜなら、テンセットはETFを仮想通貨市場に取り入れているからです。
ETFとは、株価指数・商品・債券などのさまざまな指数や価格に連動するよう設定された金融商品取引所に上場している投資信託です。
ETFの特徴は、上場株式市場の有価証券を複数組み込むことで、分散投資ができその結果リスクヘッジができます。
テンセットは、このETFの仕組みを利用しているのです。
テンセットのポートフォリオに、テンセットジェム(10set GEM)があります。テンセットジェムとは、テンセットが定めた将来性があると予想される事業のトークンが詰め合わされたものです。
ポートフォリオは以下のとおりです。
- FAME(FAME)
- EVERDOME(DOME)
- KANGA EXCHANGE(KNG)
- METAHERO(HERO)
- ethereum(ETH)
- Celsius(CEL)
- Market Making Pro(MMPRO)
- tether(USDT)
- USD Coin(USDC)
- UNISWAP(UNI)
- PancakeSwap(BNB)
以上複数の事業のトークンが入っているため、分散投資ができリスクヘッジが可能となります。
ステーキングできる
ステーキングとは、仮想通貨の購入の際に送金・売買などをせずにもらえる報酬のことです。
従来の仮想通貨は、価格が安いときに仮想通貨を購入し、価格が上がったときに売却してもらえる売買差益を目的とした取引が一般的でした。
一方、ステーキングは対象の仮想通貨の保有により、継続的に報酬がもらえます。
このように、テンセットを所持しているだけでステーキングにより利益を得られることがあります。
ステーキングはいつでもだれでも参加可能です。
保有することで利益が得られるので、手放す人が少なくなります。
その結果、市場流通量が減って、ガチホ(ガチ・ホールドの略、長期保有すること)を促す効果もあります。
テンセットジェム
テンセットジェムとは、テンセットを持っている人が参加できるサービスの1つです。
先述したとおり、テンセット社が想定した将来性がある事業が組み込まれたトークンです。
ジェム自体がテンセットに含まれているので、テンセットを持つだけでそのメリットを受けることができます。
テンセットジェムのリリースは年に数回実施されます。
これまでに、ロバート・グリン氏のMETA HEROやEVERDOME、仮想通貨取引所の「Kanga Exchange(カンガ・エクスチェンジ)」といったトークンがローンチされました。
テンセットジェムの1つであるエバードーム(EVERDOME)は最大100倍という価格になり話題になりました。
テンセットインフィニティに参加することでトークンがもらえる
テンセットインフィニティ(10set infinity)とは、所持しているテンセットを一定期間凍結して、事業のトークンが無料でエアドロップされる仕組みをいいます。
トークンとは既存のブロックチェーン上に新たに作られた仮想通貨です。
その目的は様々で、基本的に利便性の向上を目指した特定の個人や団体による発行・管理が行われています。
凍結期間は6ヶ月・9ヶ月・12ヶ月・24ヶ月から選べます。凍結期間が長ければ長いほど多くのトークンがもらえます。
テンセットをガチホするならば、所持したテンセットを凍結して様々なトークンが得られます。
デフレトークンである
デフレトークンとは、総供給量がある決まった量まで減少するトークンのことです。
テンセットは取引ごとに2%の手数料がかかります。
そのうち1%は所持者のもとへ配分され、残り1%はバーン(消滅)されます。
つまり、テンセットは今後供給量が減るにつれて取引量の減少が想定され、さらに希少性が高まることが期待されます。
テンセットの発行枚数の上限は2億1000万枚です。そこから210万枚になるまで減少し続けます。
このようにテンセットはガチホして希少性が上がる可能性のある仮想通貨です。
テンセット(10set/TENSET)の買い方・購入方法【Gate.io版】
テンセットは2013年に設立された中国の大手暗号資産取引所の1つである「Gate.io」で購入できます。
Gate.ioは、Gate Technology Inc.によって運営されていて、中央集権型と分散型の両方を取り入れてユーザー数を包括的に保護しています。
最先端の技術で効率的な取引と即時入出金サービスを提供しています。
ここではGate.ioでのテンセットの買い方を解説していきます。
Gate.ioでテンセットを買う流れは以下の3ステップになります。
- 国内取引所からXRP/USDTをGate.ioに送金する
- Gate.ioでXRP/USDTを売却する
- TENSET/USDTを購入する
それぞれについてくわしく解説していきます。
手順①:国内取引所からXRP/USDTをGate.ioに送金する
まずは国内取引所でXRPを購入し、Gate.ioに送金します。
国内取引所はどこを使っていただいても構いません。
Gate.ioに送金する際は、宛先コードや宛先番号を間違えないように注意してください。
間違えると、資産が消えてなくなってしまい取り戻すことができなくなります。
まずは少額から送金して口座に資産が届いていることを確認してから残りのXRPを送金してください。
手順②:Gate.ioでXRP/USDTを売却する
次にGate.ioに届いたXRPを売却します。
まずはトップ画面から画面上部にある「取引」にマウスカーソルを合わせます。
マウスカーソルを合わせると、下の画面になるので、「スタンダード」をクリックします。
画面左上の「検索」に「XRP」と入力し、XRPを出します。
画面真ん中の売却の項目からXRPをどれくらい売るかを入力し、「売却」をクリックします。
これでXRPの売却は完了しました。XRPをUSDTに変えることができました。
手順③:TENSET/USDTを購入する
最後にXRPを売却して得たUSDTでテンセットを購入します。
XRPトップ画面から画面上部にある「取引」にマウスカーソルを合わせます。
マウスカーソルを合わせると、下の画面になるので、「スタンダード」をクリックします。
画面左上の「検索」に「10SET」と入力し、10setを出します。
画面真ん中の売却の項目から10SETをどれくらい買うかを入力し、「購入」をクリックします。
これでテンセットの購入は完了しました。
テンセット(10set/TENSET)の買い方・購入方法【Uniswap編】
次にUniswapでの買い方を解説します。
Uniswapとは2018年にHayden Adamsによって設立された分散型金融(DeFi)の一つです。
他の取引所と違いブロックチェーン上で管理されており、中央管理者のいない分散型取引所(DEX)として運営されています。
テンセットの購入手順は以下のとおりです。
- 国内取引所(コインチェックなど)でイーサリアム(ETH)を購入する
- 購入したETHをメタマスク(Metamask)に送金する
- メタマスクをUniswap(ユニスワップ)に接続する
- ETHをテンセットにスワップ(交換)する
4つの手順についてそれぞれ解説していきます。
接続については注意する点が1つあるのでそのことについても後述でふれていきます。
◯国内取引所でイーサリアム(ETH)を購入する
残念なことにテンセットは現時点で日本円で買うことができません。
そのため、国内取引所でイーサリアム(ETH)を購入しなければなりません。
ETHはコインチェックやビットフライヤーで購入することができます。
◯購入したETHをメタマスク(Metamask)に送金する
ETHを購入したら、次はメタマスクにETHを送金します。
メタマスクとは、購入した仮想通貨を保管しておく財布のようなものです。
メタマスクに仮想通貨を送金すると、国内取引所で扱っていないような仮想通貨を購入できます。
テンセットもその1つになります。
仮想通貨を買ったらメタマスクの口座も同時に作っておきましょう。
◯メタマスクをUniswap(ユニスワップ)に接続する
Uniswapとは分散型取引所(DEX)といわれ、投資家同士が直接取引を行うことができます。
運営会社が取引の管理を行なっている中央集権型取引所(CEX)と比べ、取引所自体が運営会社によって管理されていません。
そのため少ない手数料で取引ができます。
それではメタマスクをUniswapに接続する方法を解説します。
まずUniswapの公式ホームページにアクセスします。
というのも、メタマスクは上の4点のブラウザにしか対応していないからです。
画面右上の「Launch App」をクリックします。
アクセスが完了すると、下記のような画面になります。
次に「ウォレットに接続」をクリックします。
クリックしたら、以下の画面になります。
「Metamask」をクリックしてください。
「Metamask」をインストールしてアカウントを作成していれば下記の画面になります。
「次へ」をクリックしてください。
「Metamask」のアカウントを作っていない場合はまずアカウント作成を行なってください。
下記の画面になったら「接続」をクリックしてください。
下記画面のようになります。
画面右上に「Metamask」のアドレスが入っていることを確認してください。
以上で接続が完了です。
先述の通り、「Metamask」を接続する際は使用するブラウザに注意してください。
対応していないブラウザもあります。
◯ETHをテンセットにスワップ(交換)する。
Uniswapにメタマスクを接続できたでしょうか?
次にテンセットをUniswap上に追加します。
画面真ん中の「トークン選択」をクリックします。
「トークンリストを管理」をクリックします。
画面にある「トークン」をクリックし、テンセットのコントラクトアドレスをコピーして貼りつけます。
テンセット(10set/TENSET)のアドレス
→0x7ff4169a6b5122b664c51c95727d87750ec07c84
検索窓に貼りつけたら、下記画面のように表示されます。
次に画面真ん中にある「インポート」をクリックします。
インポートをクリックしたら、下記画面が表示されます。
Uniswap上に(10set/TENSET)が追加されました。
画面真ん中にある「歯車のマーク」をクリックしてください。
取引設定を行います。下記画像が表示されます。
%の入力欄に「3〜5%」を入力してください。
※何をしたかというと、優先取引についての設定です。
手数料を若干多めに払うことで、優先的に取引できます。
3〜5%がその目安になります。
設定後、下記画像が表示されます。
上の欄が交換に使う通貨(ETH)、下の欄に交換する通貨(テンセット)を選択してください。
その後、どのくらいのETHをテンセットに交換するか入力してください。
下記画面になります。
取引内容を確認し、よければ「スワップの確認」をクリックしてください。
クリック後、「確認」をクリックしたら交換できます。
「確認」後、数分で交換完了です。
取引後、「Metamask」にテンセットが振り込まれたことを確認してください。
テンセット(10set/TENSET)の今後の動向や将来性
テンセットの今後の動向や将来性について、以下の4つのポイントから解説していきます。
- トークンの価値の上昇にむかっている
- バイナンスなどの大手取引所が取り扱う可能性
- PancakeSwap・KangaExchangeなどで取扱い開始
- 株式売買との提携により需要が増える可能性
トークンの価値が上昇へむかっている
テンセットは現在価格上昇にむけて動いていると予想されます。
というのも2022年4月下旬の時点で、全体的な発行枚数が2億枚を切りました。
1年前の上場から、流通量はへっています。
流通量の減少にともない、トークン自体がもっている価値は上昇しています。
以上のことから、価値が大きく上昇する可能性を秘めています。
バイナンスなどの大手取引所が取り扱う可能性
近い将来、バイナンスなどの大手取引所が取り扱う可能性も考えられます。
ちなみにCertiKの監査をパスしたので、大手取引所への上場は時間の問題でしょう。
もしテンセットがバイナンスに上場すれば、需要や注目度は激的に上がることが予想されます。
PancakeSwap・KangaExchangeなどで取扱い開始
テンセットの上場がすでに決まっているDEXや大手取引所もあります。
それはPancakeSwapとKangaExchangeです。
PancakeSwapへの上場は2021年8月3日に決定しました。
PancakeSwapは大手DEXのため利用者がとても多いです。
テンセットがこれをきっかけに人気が集まり、価格高騰する可能性もあります。
大手仮想通貨取引所のKangaExchangeへの上場も決まりました。
KangaExchangeはテンセットの取引をする際に本人確認の必要がありません。
とても利便性のあるサービスのためユーザーからの人気も上がるでしょう。
テンセットは新たな取引所での取扱が増えることで価値があがり、それにともない価格の高騰も期待されるでしょう。
株式売買との提携により需要が増える可能性
テンセットはETFができるので、株式売買と提携して需要が上がる可能性があります。
スマートフォンとインターネット環境があれば誰でも口座開設できます。
なので他の仮想通貨に比べ参入障壁が低いです。
銀行口座を持てない東南アジアやアフリカなどといった発展途上国の人達を巻き込んで、今後より成長が期待されるでしょう。
テンセット(10set/TENSET)のチャートと今後の価格動向
出典:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/tenset/
2022年6月7日現在
ここまでで、テンセットの特徴や買い方についてまとめてきました。
ですが、読者の皆さんは「結局のところテンセットは今後価値が上昇するのか」という点が気になっているかと思われます。
ここではテンセットのこれまでのチャートと今後の価格動向について解説します。
テンセットのこれまでのチャート
テンセットは2021年3月31日に上場し、上場後1週間ほどで469円まで上がりました。
それ以降は値を落とし、現在は200円台〜400円台の間に落ち着きました。
2021年5月中旬ごろから再度価値が上がり、26日に500円をこえ、30日に最高値の703円という値段にまで上がりました。
6月以降は一転し、下落を続け100〜200円台に推移しました。
2021年の下半期はかつてのような高値を記録することはなく、基本的に低い価格で推移していました。
大きな上昇がみられたとしても250円に届くか届かないかというところでした。
2021年の年末〜大きな変動が見られた
大きく動いたのは2021年の年末でした。12月28日に400円台の突破を皮切りに再び大きな上昇がみられました。
2022年1月半ばまで価格の高騰は続きましたが、下旬に入ると再度下落し165円台にまで下がりました。
しかし、2月から再度上昇が始まり、3月半ばに400円台に戻りました。
以降も価格は上昇を続け4月には400〜500円台で推移しています。
テンセットの今後が楽しみですね。