みなさんは、2018年に設立された比較的新しい仮想通貨取引所のMEXCをご存じですか？
シンガポールを拠点とするMEXCは、業界最多水準となる1400種類以上の銘柄を取り扱っていることで注目を集めています。
また、主要国でコンプライアンスライセンスを取得しており、セキュリティ対策も万全です。
設立以来、急速なグローバル展開を続けているMEXCは全世界200ヵ国でサービスを展開し利用者数が600万人以上となります。
日本語にも対応しているため、海外取引所が初めての方にも利用しやすく投資家からも人気のある取引所です。
そこで本稿では、MEXCの評判や口コミ、口座開設方法や安全性など詳しく解説していきます。
まだ口座開設されてない方や、安全性や使い勝手、評判などを気にされている方はぜひこの記事を参考にしてください！
MEXC（旧MXC）取引所の基本概要
MEXC Globalはシンガポールを拠点として2018年に設立された仮想通貨取引所です。
設立当初はMXCといった名称でしたが、現在はMEXC Globalの名称に変更されています。
設立から、エストニア・カナダ・米国を含む4ヵ国でコンプライアンス申請をしてきました。
日本語対応や安全性の高さからも非常に人気があり、利用者数・流動性・取扱銘柄・取引種類などは世界でもトップクラスを誇ります。
MEXC（旧MXC）取引所の良い評判や口コミは？
MEXCでは独自のサービスや資産運用システムが豊富です。中でも仮想通貨の種類は600種類以上も取扱いがありトップクラスを誇ります。
独自のトークン「MX」を発行、保有数によって利益還元が受けられたり、手数料の割引など利用者に嬉しい仕組みがあります。
トークンの上場が他の取引所よりも早い！
MEXCは取扱い通貨の種類が豊富なだけでなく、通貨の上場スピードが非常に速いのが特徴です。
現物取引以外に、先物取引でも話題となるトークンをかなり早い段階で上場させてきました。
他の取引所と比べ、通貨の上場するスピードが早いと将来的に高騰しそうな期待の高い通貨も低価格で購入するチャンスがあります。
日本語にも対応されているから使いやすい！
海外の取引所の中には違和感のある日本語や、そもそも日本語表記されないところも少なくありません。
しかし、MEXCは日本語を含む17ヵ国の言語に対応。
注文方法やトークン情報など、日本語で分かりやすく海外取引所が初めての方でも安心して使えます。
日本語で気軽に質問できるコミュニティがある！
MEXCはTwitterやSNSから専用のコミュニティに参加することができます。
コミュニティ内では、日本語で気軽に質問することが可能です。質問だけでなく、情報交換もできるので初めての方でも安心して利用することができるでしょう。
IEOに参加できる！
MEXCでは、IEOを実施しています。MXを保有する方は投票に参加することが可能です。
IEOに参加し、投票した通貨が上場すると、上場した通貨を半額で購入することができます。
IEOから上場した場合、価格が一気に高騰することがあるため、利用者にとって半額サービスは大きなチャンスでもあります。
取引銘柄数が豊富に揃っている！
MEXCは取引銘柄が1400種類以上と非常に豊富です。
人気のビットコイン（BTC）など主要な銘柄はもちろんですが、上場したばかりの仮想通貨やマイナーな仮想通貨などの取扱いもあります。
特に、上場したばかりの通貨は大きな利益に繋がる可能性も。数多くの取引銘柄から選ぶことができるため、取引の幅が広がります。
無料で通貨を獲得できるイキャンペーンがある！
MEXCは常に複数のボーナスキャンペーンを開催。行われているキャンペーンは新規登録者向けの特典から、MXトークン保有者へのエアドロップなどがあります。公式アカウントからの宣伝により、利用者は常に最新の情報が届くようです。
現在のキャンペーンは下記の通りです。
- 先物アカウント開設キャンペーン
- 初回入金キャンペーン
- 先物取引キャンペーン
- 公式コミュニティ参加・公式Twitterフォロー
アカウント開設するだけでSUSDTがもらえるキャンペーンや初回の取引(1000USDT以上)をおこなうとUSDTがもらえるキャンペーンです。
初回入金キャンペーンは、入金額によって獲得できるUSDTが違います。
キャンペーンで獲得した先物ボーナスUSDTは、先物取引でしか使用できません。
証拠金・手数料など取引で使用可能となり、出金することは不可能となっています。獲得した先物ボーナスは有効期限があるため、早めに使ってしまいましょう。
セキュリティ対策が万全で安心！
MEXCでは、セキュリティ対策において非常に力を入れています。安全面は利用するユーザーにとっても重要です。MEXCは、業界でもトップクラスのセキュリティ対策がされているため、安心して利用することができます。
実装されている機能は以下の通りです。
- SMS認証
- Google認証
- メール認証
- ログイン通知
- アンチフィッシングコード
公式サイトから届くメールが本物かどうかを判断することのできる機能として、アンチフィッシングコード機能があります。フィッシング詐欺防止に設定することが可能です。
多くのセキュリティ機能が実装されているので安全性は高いでしょう。
MEXC（旧MXC）取引所の悪い評判や口コミは？
メリットの方が多くある取引所だと言えますが、それでも海外取引所ならではのデメリットはあります。
日本円では入金できない…
MEXCは日本円に対応していないため、日本円での直接取引はできません。
MEXCで仮想通貨を取引する際には、国内の取引所でペア通貨を購入しMEXCに送金する必要があります。（送金する通貨によっては手数料が発生します）
その他にも、MEXCで仮想通貨を購入する以下の方法があります。
- P2P
- クレジットカード
- PUSH
クレジットカードで仮想通貨を購入するのが一番簡単な方法となりますが、手数料が割高なため国内取引所からの送金がおすすめです。
取引手数料がやや高い…
MXトークンの保有量によって手数料の割引を受けることができますが、それでもMEXCの取引手数料は他の仮想通貨取引所と比べると割高となっています。
スマートフォン版の操作がやや不便…
MEXCには公式のスマートフォンアプリがあります。
しかし、アプリでは現物取引しか対応していません。そのため、ほかの取引方法を使用する場合はどうしてもPC版を使うしかありません。
それ以外にも、公式アプリの使いにくさや接続不良があげられています。
アプリ自体がβ版であるため、使い勝手の悪さなどは今後改良されていくものと思われます。
MEXC（旧MXC）取引所の口座開設方法【登録方法】
これからMEXCの登録・口座開設の手順を説明していきます。
口座開設には携帯電話かメールアドレスのどちらかが必要です。
今回はメールアドレスを使用した口座開設方法を説明していきます。
まずは公式サイトへアクセスしましょう。
- 公式サイトから新規登録を選択します
- 必要事項の入力
- メールアドレス入力後、パスワードを入力（パスワード確認を含め2か所に入力）
- コード送信をクリックします
- パズル画面が表示→「この順番を使用」に従い隣に描かれている絵を画像内から順に選択してください
- パズルの正解で入力したメールアドレスにコードが届きます
- 送られてきたコードをコピーして「二段階認証コード」の欄に入力
- 利用規約にチェック→新規登録ボタンをクリックします
これで口座開設は完了です。
ログインをして確認しましょう。
- 登録したメールアドレスとパスワードを入力して「ログイン」をクリックします
- パスワード入力でメール認証コードの入力画面が表示
- 届いたメールからコードを確認して入力するとログインできます
MEXC（旧MXC）取引所の各種手数料
MEXCでかかる手数料は、取引手数料・出金手数料・資金調達の3つです。（MEXCでは入金手数料はかかりません。）
取引手数料
MEXCは現物取引と先物取引で取引手数料が異なります。そして、MXトークンで支払うと20％分の割引を受けることが可能です。
現物取引の手数料は、取引時の銘柄を手数料として差し引きます。また、取引量に応じて手数料を計算します。通常は、現物取引手数料は0.2%です。
MXトークンで手数料を控除するには以下の機能有効化が必要です
1. 「ウォレット」から「概要」を選択
MEXC公式
2. 入金画面へ→右下の「MXで手数料を控除」を有効にして完了です
先物取引の手数料は、Maker:〜0.02%／Taker:〜0.06％となります。
出金手数料
MEXC内から仮想通貨の出金や送金の時にかかるものです。
仮想通貨の種類や送金するネットワークの種類によって手数料は異なります。
資金調達料
資金調達手数料は、無期限契約の先物取引で発生します。
資金調達料=保有ポジション価格×資金調達率となり、資金調達率の確認は先物取引画面からおこないます。
https://www.ndpmarketing.co.jp/media/mexc-fee/
チャート右上の「資金調達率」で確認できます。（画像は−0.0692％）
資金調達率によっては、手数料を支払う、あるいは受け取ることもあります。
MEXC（旧MXC）取引所の使い方・取引方法
MEXCの画面上にある「ファイナンス」から各種サービスを使用することができます。
IEOやエアドロップなどは、将来的に有望な通貨を上場前に安く入手することが可能です。
その他にも、年利1.000％超えのDeFiやステーキングサービスなど利用方法の幅が広がります。
ローンチパッド（IEO）
MXトークンを保有しているユーザーは、IEOを利用して公開価格よりも安く通貨やトークンを購入できます。
キックスターター
上場前のトークンに投票することが可能です。
投票には指定の仮想通貨が必要となり、イベント終了まで投票に使用した通貨はロックされ使えなくなります。
目標に達したトークンは上場され、投票したトークンの分配と使用した仮想通貨を受け取ることができます。
上場しなかった場合は、投票に使用した仮想通貨はそのまま返還されるので安心して参加することができます。
MX-DeFi
新規上場した仮想通貨を流動性マイニング（分散型金融に仮想通貨を預け入れ、手数料を受け取る資産運用方法）したり、ビットコインやイーサリアムなどをステーキングすることができます。
M-Day
MXトークンの保有者に、新規銘柄を無料で提供するイベントを定期的に開催しています。
取引高や保有量に応じたチケット配布があり、抽選に当たると仮想通貨がもらえるのでこまめにチェックをするといいでしょう。
スロットオークション
ポルカドットのパラチェーンスロットオークションに参加し、投票したプロジェクトの成功でプロジェクトの独自通貨を受け取ることができます。
参加するためにはポルカドットを投票先のブロックチェーンに預ける必要があります。
MEXCステーキング
ロック期限付きステーキングと、ロック期限のないフレキシブルステーキングがあり選ぶことができます。
年利が低いフレキシブルはいつでも引き出せるのが魅力です。
ステーキングの上限は決められているため、人気のある通貨などは早い者勝ちとなります。
ETHステーキング
ETH2.0ステーキングに参加できます。
イーサリアムのスケーラビリティ問題解決のために、別技術でブロックチェーンを改善する計画です。
ETHをステーキングすることでBETHを報酬として受け取れます。
MEXC（旧MXC）取引所の入金方法
MEXCでは日本円を含む法定通貨での入金に対応していません。そのため、入金できるのは仮想通貨のみとなります。
仮想通貨を保有していない場合、国内取引所で仮想通貨を購入しMEXCへ送金するといった手順を踏むのが一般的です。
MEXCで取扱っている仮想通貨であれば、どの銘柄でも入金できます。入金の際は手数料は無料となっています。
日本語対応していて入金方法もシンプルですので、初心者の方でも簡単に入金することができます。
手順は以下の通りです。
- MEXCへログイン→画面右上の「ウォレット」にカーソルを合わせると「概要」が出てきます。出てきた「概要」を選択してください
入金画面が表示されたら右上の「入金」をクリックします。
2. 入金したい通貨を選び、利用するブロックチェーンの選択（こちらではUSDTを例とします）
3. 入金アドレスが表示されるので、表示されたアドレス宛に暗号資産を送金して完了です
4. 初めて入金する場合は「こちらをクリックするとアドレスが生成されます」をクリックして下段に表示されるアドレスと選択したトークンを取得しましょう
5. 入金画面の下の方にある「資金履歴」で過去の入金記録が分かります（入金状況の確認できるので確認しましょう。）
MEXCへ入金時の注意点
- 最低入金額がある
- 「Memo」の入力が必要
まず1つ目の注意点は、MEXCでは通貨ごとに入金できる最低入金額が設けられています。
最低入金額に満たない金額で入金をすると反映されず返金もできなくなります。そのため、入金前には必ず確認をしましょう。
もう2つ目の注意点は「Memo」の入力です。
他取引所でも言えることですが、入金する通貨によっては「Memo」の入力が必要となります。
入金画面に表示されている「Memo」を、必ず送金元の出金画面へ入力してください。
「Memo」の入力を忘れると入金資金を失う可能性があるので、忘れずにチェックしましょう。
MEXC（旧MXC）取引所の出金方法
入金と同じく、出金もすべて仮想通貨となります。日本円で出金を希望する場合は、MEXCから国内取引所へ送金し、国内取引所から日本円を出金します。
出金の際には、各通貨ごとに異なる手数料が発生します。手数料は定期的に調整がされるので都度確認をしましょう。
出金手順は以下の通りです。
- MEXCへログイン→画面上部の「資産」を開きます。「アカウント」を選択
- 「ウォレット」をクリック→「概要」をクリック
3. 出金画面が表示されたら画面上部にある「出金」をクリックします
4. 出金したい通貨を選び、利用するブロックチェーンの選択（こちらではUSDTを例とします）
5. 出金アドレスと出金数量を入力します
6. 入力後「確認」ボタンのクリックで完了です
出金時の注意点
- 最低出金額・最高出金額がある
- アドレスのコピー＆ペースト
- ネットワークの確認
1つ目の注意点は通貨ごとに出金できる金額が設けられていることです。
最低・最高金額から外れた金額の出金は反映されない可能性があります。出金時は必ず、規定内の金額かを確認しましょう。
2つ目の注意点としては出金先のアドレス入力です。
アドレスを1文字でも間違えると送金した資金は戻ってきません。手入力ではなく、コピー＆ペーストで入力をしましょう。
3つ目の注意点はネットワークの選択確認です。
出金時に使用するブロックチェーンは、出金先のウォレットが選択しているブロックチェーンに対応していないことがあります。
ブロックチェーンの選択を間違えると、送金した通貨は行き場をなくしてしまいます。
行き場をなくした通貨は戻ってこないので、必ず出金先が対応しているブロックチェーンを選択するようにしましょう。
MEXC（旧MXC）取引所での取引方法
MEXCでは現物・信用・レバレッジETF・先物取引を利用することができます。
こちらでは、仮想通貨取引のなかでもオーソドックスな現物取引の手順を解説していきます。
1. 画面上部「取引」を選択→メニューから「現物取引」を選択してください
2. 現物取引の画面が表示されます→右上部で取引する通貨ペアを選択します
3. チャートの画面下部にある注文画面で注文方法を選びます
4. 取引したい価格・数量を入力し「購入」をクリックして取引完了です（購入の前に必ず内容を確認しましょう）
MEXC（旧MXC）取引所の送金方法
取引ごとのウォレットがあるため、専用のウォレットへ資金を移動させる必要があります。
MEXCへ入金した通貨は現物取引用のウォレットに反映されるので、現物取引以外の取引をしたい場合は振替をしなければなりません。
MEXCの各アカウント口座間での送金方法は以下の通りです。
1. MEXCへログインします→画面右上「ウォレット」へカーソルを合わせるとメニューが出ます
2. メニューから「概要」を選択
3. 通貨右上の「振替」をクリックします
4. 振替元「から」と振替先「まで」の通貨を設定し確認
5. 振替する数量の入力→「交換」をクリックして完了です
取引種類によって行う必要のある振替ですが、難しい操作はありませんので初めてでも迷わずできます。
MEXC（旧MXC）取引所の評判や口コミまとめ
MEXCは世界で幅広くサービスを展開している非常に魅力ある取引所ですね。
2021年には、「Crypto Expo Dubai」で「Best Crypto Exchange Asia」を受賞し、これからさらに利用者が増えていくと期待されます。
いち早い上場や、取扱い銘柄の多さは、大きな利益を掴むチャンスになりそうです。
まだ利用した事の無い方はぜひこの機会にどうぞ。
